Google Search Consoleの検索パフォーマンスを活用しよう

2020.06.25

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DIGIFUL編集部

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Google Search Console (グーグルサーチコンソール)とはGoogle がWebサイトの管理者向けに無料で提供しているツールで、SEOに向き合っている人はもちろんWebサイトを運営する人にも導入いただきたいツールです。本記事ではGoogle Search Console を導入したものの、うまく活用できていないと感じている人に向けておすすめの分析方法をご紹介します。今回はGoogle Search Console の機能のひとつである「検索パフォーマンス」について解説します。「検索パフォーマンス」ではGoogle の検索結果で自社サイトがどのようなキーワードで検索されたかなどを確認できます。目的に応じた分析を行い、自社サイトの改善をできるようにしましょう。

Google ウェブマスターツールからGoogle Search Consoleへ名称変更

Google Search Console は以前「Google ウェブマスターツール」という名称でしたが、Google は2015年5月20日に「Google ウェブマスターツール」の名称を「Google Search Console 」(グーグルサーチコンソール)へ変更すると発表しました。名称変更の背景として、はじめは「ウェブマスター」向けに開発されたツールでしたが、実際はマーケティング担当者やデザイナーなど様ざまな立場の人が広く利用しているので、Google 検索に関わるすべての人を対象にするという意味から名称が変更となりました。名称変更を発表したタイミングでは新しい機能の更新や追加はありませんでしたが、その後はアップデートする形で様ざまな機能が更新・追加されています。Google Search Console にログインすると、右上に「新しいSearch Console を使用する」ボタンが表示されるので、こちらをクリックします。

30269947463_1(図1:新しいSearch Consoleを使用する)

「検索パフォーマンス」を活用する

自社サイトに訪れているユーザーはどのようなキーワードで検索しているでしょうか?ユーザーが検索したキーワードを見るためには、「検索パフォーマンス」を活用します。Google Search Console のトップ画面となるサマリー画面で、左カラムの「検索パフォーマンス」をクリック、もしくは検索パフォーマンス枠の「レポートを開く」をクリックします。

30269947463_2(図2:Google Search Consoleの検索パフォーマンス)

検索パフォーマンスでは「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR」 「平均掲載順位」の4つの指標を見ることができます。まずは各指標の意味を説明します。

合計クリック数

自社サイトがGoogle の検索結果に表示されてユーザーがクリックした回数です。数値が高いほど自社サイトがクリックされていると考えられます。

合計表示回数

自社サイトがGoogle の検索結果に表示された回数です。数値が高いほど自社サイトが検索結果に表示されていると考えられます。

平均CTR

自社サイトがGoogle の検索結果に表示されてクリックされた回数を表示回数で除算したクリック率です。値が高いほど自社サイトがクリックされていると考えられます。

平均掲載順位

検索結果に表示された平均の順位です。検索結果はパーソナライズされているため平均値が表示されます。値が小さいほど、検索結果の上部に表示されていると考えられます。

検索パフォーマンスを開いた最初の状態では「平均CTR」と「平均掲載順位」は表示されていません。「平均CTR」と「平均掲載順位」をそれぞれクリックすると表示されるようになります。

フィルタを活用して分析する

検索パフォーマンスでは「検索キーワード」「ページ」「国」「デバイス」「検索での見え方」の5つのフィルタで絞り込むことができます。過去16カ月のデータを蓄積しているので昨年対比や特定の期間での比較も可能です。これらのフィルタを活用して、SEOの改善施策に繋げる分析方法を紹介します。

ページ毎のCTRを知りたい

  • 「ページ」タブを選択
  • 「平均CTR」と「平均掲載順位」を選択

30269947463_3(図3:ページ毎のCTRを調査)

平均掲載順位が高くても平均CTRが低いページ、すなわち検索結果に表示されているにもかかわらずユーザーにクリックされづらいページを発見することができます。クリックされていない理由は何でしょうか。ユーザーは検索結果に表示されているタイトルやディスクリプション※を見てページに遷移するかを判断します。まず検索結果に表示されているページのタイトルやディスクリプションが正しく表示されているかを確認することを推奨します。タイトルやディスクリプションが長すぎる場合、Googleが適宜書き換えを行うので意図しない表記になっている可能性があります。またクリックされない理由として、タイトルやディスクリプションに表示される内容がユーザーの検索意図に合っていない可能性もあります。ユーザーの検索意図を理解して、ページのコンテンツが検索ユーザーの求める情報を提供できているかを確認しましょう。

ディスクリプション:検索結果に表示されるページの概要を表すテキスト。HTMLのhead内にmeta要素として記述する。

特定ページの検索キーワードを知りたい

  • ページタブを選択
  • 分析したいURLを選択
  • クエリタブを選択
  • 「平均CTR」と「平均掲載順位」を選択

30269947463_4

(図4:特定ページの検索キーワードを調査)

ページ毎にユーザーがGoogle で検索して自社のページに遷移したキーワードを調査することができます。表示された検索キーワードにそれぞれのページで対策を見込んだキーワードがあるかを確認します。予想したキーワードが無い場合は、ユーザーの検索意図に対してページのコンテンツが十分に応えられていない可能性があります。コンテンツを見直す、もしくは追加することを検討しましょう。また、意図しなかった検索キーワードで平均掲載順位が低いキーワードを発見する場合があります。そのキーワードから想定されるユーザーの検索意図を考え、必要であればコンテンツを追加することをおすすめします。

Webサイトの流入が減少しており、順位が下降したキーワードを知りたい

  • 日付の比較タブからカスタムを選択し、流入が下降する前の1カ月と後の1カ月の期間を記入後、適用ボタンをクリック
  • 表示されるデータは一部となるためCSVデータをダウンロード
  • CSVデータより下降する前の期間で平均掲載順位が1ページ目(平均掲載順位1以上10以下)をフィルタで選択
  • 同様に下降した後の期間で平均掲載順位が2ページ目以降(平均掲載順位11以上)をフィルタで選択

30269947463_5png

 

30269947463_6

(図5:順位下降キーワードの調査)

平均掲載順位で下降した検索キーワードの傾向を知ることができれば、そのキーワードを対策しているページで何か変更をしなかったか、もしくはページ削除しなかったかという原因の追究ができます。またアルゴリズムの更新や競合サイトの取り組みといった外部要因によって下降した可能性もあります。下降したキーワードの対策ページでコンテンツを見直すといった方針を検討することができるでしょう。

 

まとめ

今回はGoogle がWeb担当者向けに提供しているGoogle Search Consoleの「検索パフォーマンス」を紹介しました。Google Search Console ではユーザーが検索して自社のサイトに訪れたキーワードやWebサイトのコンディションを把握することができますが、導入するだけでは何も変化はありません。Google Search Console を活用し、得られる情報を理解してSEOの改善施策へ繋げる必要があります。

Google および Google ロゴは、Google LLC の商標です。

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