URL正規化とは?canonical、301リダイレクトが必要なケースと使い方

2020.06.25

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この記事の著者

荒木 雄大

2017年に入社。在学中に個人でWebサイトを立ち上げ、わずか16歳でサイト企画から運営、マネタイズまで一貫して経験。テクニカルなSEOはもちろんLPO、UI/UX改善など幅広いスキルを持つ。サイト運営の経験を活かし、サイトの認知度拡大から獲得最大化といった中長期のパフォーマンス向上を得意とし多くのプロジェクトに携わる。

2017年に入社。在学中に個人でWebサイトを立ち上げ、わず...

Webサイトを運営していると「類似ページや重複ページが発生してしまいどう対処していいかわからない…」といったケースに遭遇したことはないでしょうか?URL正規化は、そのような複数URLが発生する場面で、正規URLを検索エンジンに伝えるのに役立ちます。URL正規化の方法としてcanonicalや301リダイレクトなどがありますが、ケースに応じて適切に対応しないと、かえってマイナスになることも。本記事では、Webサイト担当者向けにURL正規化が必要なケースを紹介しています。「URL正規化について知りたい」「URL正規化をした方がいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。

URL正規化とは

URL正規化(英:URL Normalization)とは、検索エンジンに正規URLが正しく認識されるよう設定することです。検索エンジンに評価させるべきページをコントロールしたい場合に、正規URLに対して非正規URLから「canonical属性」や「301リダイレクト」といったURL正規化を設定することで、リンクのシグナルが統合されたり、非正規URLのクロールにかかる時間を短縮したり、PCとモバイルでコンテンツを出し分けているページを正しく検索エンジンに認識させるといった効果が期待できます。

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(図1:URL正規化のイメージ)

 

URL正規化が必要なケース(301リダイレクト)

301リダイレクトはページにアップデートや移転があった場合などに、古いページを新規ページに統合する目的で使用します。301リダイレクトを設定することで、リダイレクト元からリダイレクト先へ評価を引き継ぐことができます。評価は301リダイレクトを設定している期間のみ引き継がれます。また、リダイレクト元のページはアクセスしても自動的にリダイレクト先ページに転送され閲覧できなくなってしまうため、リダイレクト元ページしか持ってないユニークな情報がないよう注意する必要があります。以下はよく見られる301リダイレクトが必要なケースの一例です。

1.「www」有り・無し

「www」有り・無しのページどちらかに301リダイレクトを設定します。「www」有り・無しによる評価の差はないので、どちらに統合しても問題ありません。「www」有り・無しのページが両方存在していると、アクセスするユーザーやリンクが分散されたり、検索エンジンが評価すべきページを判断できなかったりといった問題が発生します。

2.「Index.html」有り・無し

「Index.html」無しのページをリダイレクト先として301リダイレクトを設定します。「www」有り・無し同様どちらか一方にすることによる直接的な評価の差はないのですが、index.htmlは無いことが一般的となっており、URLが短縮されユーザーがURLを覚えやすいといった点からもindex.htmlは無しに統合することを推奨します。

3.「https」と「http」

httpsのページをリダイレクト先として301リダイレクトを設定します。httpからhttpsに移行(常時SSL化)した際、httpsを確実にインデックスさせると同時に、過去の評価を引き継がせるために301リダイレクトを設定する必要があります。

※2019年9月現在

URL正規化が必要なケース(canonical)

Canonicalは「検索エンジンが誤解しやすいが、ユニークな情報を持つ類似ページであるため、サイト上で閲覧できるようにしておきたい」時に使用します。canonicalは、301リダイレクトに比べあくまで検索エンジンに正規ページを「推奨」するタグであり、クローラーの動きを強制するものではないので注意が必要です。場合によって検索エンジンはcanonicalを無視し、適切と判断するページを正規ページと認識するケースがあります。以下は、よく見られるcanonicalが必要なケースの一例です。

1.パラメータ付きURL

絞り込み検索や解析用に付与されるパラメータURLなどの類似ページは正規ページを決めてcanonicalを設定します。例えば不動産サイトでは「新着順」「価格の安い順」「人気順」といった検索結果の並び替え機能、通販サイトでは色別に存在する商品ページなどが該当します。検索結果の並び替え機能は、コンテンツの順番が異なっているだけで中身が同じであることからURL正規化すべきページとなります。

並び替え機能の条件によってパラメータが異なるURLの例:https://example.com/category=1&sort=new
https://example.com/category=1&sort=lowprice
https://example.com/category=1&sort=popular

2.セパレートURL

PCとモバイルでURLが異なるセパレートURL形式で実装している場合は、検索エンジンにデバイス別にページを用意していることを伝えるようアノテーションを設定する必要があります。PC版ページには「link rel="alternate"」にモバイル版URLを指定。モバイル版ページには「link rel="canonical"」にPC版URLを指定し相互の関係性を検索エンジンに伝えます。

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(図2:セパレートURLのアノテーション設定イメージ)

まとめ

今回はURL正規化の対応で基本的なcanonicalと301リダイレクト設定について紹介しました。301リダイレクトは重複するページの評価引き継ぎ、canonicalは各ページを閲覧できるようにしたままURL正規化することが主な役割になります。URL正規化は類似ページによる評価分散を防ぎ、検索エンジンに評価させるべきページを正しく伝える重要な対策です。

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