【第3回】初めてのディスプレイ&ビデオ 360! ~自由度が高いクリエイティブ~

2020.12.14

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DIGIFUL編集部

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ディスプレイ&ビデオ 360(以下DV 360と称する)は、Google マーケティングプラットフォームのひとつです。2018年にDoubleClick Bid Managerから名称が変更され、クリエイティブ、データ、メディアを包括的に連携させてキャンペーン実施がおこなえる統合サービスとなりました。その活用方法は多岐に渡るため、活用するには理解があいまいな方が多いのではないでしょうか。本記事では、DV 360の自由度が高い「クリエイティブ」に着目し、理解するうえで押さえておくべきふたつのポイントについて紹介します。

1. ディスプレイ&ビデオ 360とは?

ディスプレイ&ビデオ 360とは、Google マーケティング プラットフォームのひとつとして提供されるDSP(Demand Side Platform)※1です。通称DV 360と呼ばれ、キャンペーンのプランニングからクリエイティブデザイン管理、オーディエンスデータの活用、広告枠の検索購入、キャンペーンの測定最適化までこのサービスひとつでおこなうことができます。

DV 360の概要に関しては紹介記事「今更聞けない!Googleの注目DSPディスプレイ&ビデオ 360とは?」をご参照ください。今回はDV 360のクリエイティブについて、掘り下げて解説していきます。

※1:DSPとは複数のアドエクスチェンジやアドネットワークに広告配信をおこなうプラットフォーム

2. ディスプレイ&ビデオ 360のクリエイティブとは

特徴(1) 目的に合ったリッチクリエイティブを活用可能

DV 360は2020年11月現在、17種類のリッチクリエイティブが活用でき、3DやParallax(パララックス)、音声などのフォーマットで広告配信が可能です。また、リッチクリエイティブは簡単に作成することができ、Google 広告のディスプレイ広告よりも高いパフォーマンスを生むことができます。図1に示したような認知から獲得のKPIに合わせたクリエイティブがあるので、目的によって使い分けることが可能です。

■DV 360で活用できるクリエイティブフォーマット例はこちら
http://www.richmediagallery.com/formats

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(図1:目的別リッチクリエイティブ一覧)

特徴(2) データ連携型クリエイティブを生成可能

DV 360のクリエイティブは、上述したようなリッチクリエイティブの他に、シグナルを組み合わせることで、ダイナミッククリエイティブを活用することが可能です。例えば、オーディエンスリストと地域情報を活用して特定の地域に住んでいるユーザーに合ったクリエイティブ配信ができます。天気情報や気温情報を活用すると、天気に連動したクリエイティブがリアルタイムに配信可能です。こうした商材に合ったシグナルを活用することで、ユーザーの商材・サービス認知や興味関心を高めることができます。

天気連動型クリエイティブの効果

天気のシグナルを活用した天気連動型クリエイティブは、夏場の暑い時期や冬の寒い時期に需要が高い食品・飲料・家電・ファッション系の商材に効果的です。

当社の過去実績として、実店舗への来店を促す目的で、天気連動配信をおこなった例があります。一方は、天気のシグナルを活用しない静止画クリエイティブで配信をおこない、もう一方は地域と天気情報のシグナルを活用した天気連動型クリエイティブで配信をおこないました。その結果、天気連動型クリエイティブが、静止画クリエイティブの約16倍のクリック率を得る結果となりました。考えられる要因としては、リアルタイム情報があることで興味を惹けたことや天気情報を見て行ってみよう、買ってみようとユーザーが態度変容したと考えられます。以上のことから、シグナルを活用したデータ連動型クリエイティブは広告パフォーマンスを高める効果があります。

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(図2:天気連動の有無によるパフォーマンス)

 

天気連動型広告配信の仕組み

天気連動型クリエイティブを配信する際は、はじめにOpen Weather Map※2から天気データをGoogle スタジオ※3へ取り込む必要があります。1時間に1回天気情報を取得し、Google スタジオに送ることで、地域や天気ごとにクリエイティブの配信条件を更新&管理します。そして、配信条件に合った天気連動型クリエイティブを生成し、キャンペーン マネージャー 360※4でそれらをアドタグ化※4させます。アドタグ化させる理由は、天気連動型クリエイティブを配信面に出し分けをおこなうためです。最後に、DV 360側で設定していたターゲティングに合わせて、配信面に天気連動型広告が配信されます。

 

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(図3:天気連動型クリエイティブ配信の仕組み)

 

※2:Open Weather Mapとは天気などの各種気象データをWeb APIとして提供するオンラインサービス
※3:Google スタジオとは柔軟にクリエイティブを作成し、クリエイティブアセットを管理できるツール
※4:アドタグとは広告配信タグのことで、広告サーバー側に広告配信のリクエストを送り、広告サーバーがこのリクエストに応答することで、広告が配信されます

3. まとめ

DV 360は、多種多様なクリエイティブフォーマットがあり、目的別で使い分けることで、通常のディスプレイ広告よりもパフォーマンスを高めた配信ができます。また、Google スタジオやキャンペーンマネージャーを活用することで、簡単にリッチでインパクトのあるデータ連動型クリエイティブを生成し、配信することができます。

【第1回】初めてのディスプレイ&ビデオ 360 ! ~豊富な配信面~
【第2回】初めてのディスプレイ&ビデオ 360!~多様なターゲティング~

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