ウェビナーレポート「Google アナリティクス 4 プロパティ 基礎導入編ウェビナー ~施策に活かすための基礎知識を紹介~」

2021.07.20

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この記事の著者

宮林 雅樹

関西の大学院を卒業後、アイレップに入社。
専攻は計量経済学、研究テーマは機械学習による分類・予測。
入社後はアクセス解析やCRMデータ分析に携わる。

趣味:犬のリール鑑賞

関西の大学院を卒業後、アイレップに入社。
専攻は計...

当社では、「Google アナリティクス 4 プロパティ 基礎導入編ウェビナー ~施策に活かすための基礎知識を紹介~」と題し、マーケティング担当者様やWeb担当者様を対象にしたウェビナーを6月29日(火)に開催しました。

2020年10月にGoogle アナリティクス 4 プロパティが発表され、今後はGoogle アナリティクス 4 プロパティがGoogle アナリティクス の主流となります。そのためGoogle アナリティクス 4 プロパティの理解をいち早く深め、マーケティング施策へ活かしていくことが求められています。

本ウェビナーでは新しいGoogle アナリティクス 4 プロパティに焦点を当て、データ分析初心者に向け、ツールの概要や使い方について解説しました。

ウェビナー概要

Google アナリティクス 4 プロパティとは

Google アナリティクス 4 プロパティとは、Google アナリティクスの新しいプロパティです。これまでのGoogle アナリティクス(ユニバーサル・アナリティクス)とは異なり、アプリとWebサイトを横断して計測することができ、さらには機械学習を活用して解析をおこなう機能も備えています。

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(図1:Google アナリティクス 4 プロパティへの変遷)

Google アナリティクス 4 プロパティの注目機能

データを活用するにあたり、さまざまなデータが分断されていたり、生活者の行動の多様化によって何をKPIとしたらよいのかわからないといったような課題を抱えるシーンがあります。Google アナリティクス 4 プロパティはこれらの課題に対応する機能を備えています(図2)。

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(図2:Google アナリティクス 4 プロパティの特長)

(1)クロスプラットフォーム
Google アナリティクス 4 プロパティでは、アプリとWebサイトを横断してひとつのレポートでデータを確認することができます。これまではアプリとWebサイトそれぞれのデータをGoogle Cloud Platform(GCP)のデータウェアハウスサービスであるBigQueryにエクスポートする必要がありました。

(2)ユーザー予測指標
Google アナリティクス 4 プロパティの機械学習機能によって、「購入の可能性」「離脱の可能性」「予測収益」の3つを予測することが可能になりました。これによって蓄積されたデータをKPIとしてモニタリングするだけでなく、予測という将来動きを考慮したKPIを設定することができます。予測指標は分析における指標や広告配信におけるオーディエンスリストの条件として利用できます。

(3)オーディエンストリガー
オーディエンストリガーは、複雑な条件を付けたコンバージョン(イベント)の計測を
管理画面上で簡単に設定することができる機能です。つまりユーザー行動に応じてより柔軟なコンバージョンを作成することができます。設定したコンバージョンは、Google 広告へエクスポートすることでスマート自動入札のコンバージョンとして利用したり、分析に利用することが可能です。

(4)BigQuery自動連携
ユニバーサル・アナリティクスとは異なり、Google アナリティクス 4 プロパティでは無償版をご利用の場合でもBigQueryと自動連携をおこなうことができます。これによってオフラインデータとの統合や分析や広告施策などに活用が可能になります。

従来のGoogle アナリティクスとの差異

ユニバーサル・アナリティクスのデータはGoogle アナリティクス 4 プロパティに引き継ぐことができないため、早めにGoogle アナリティクス 4 プロパティでのデータ計測をスタートすることを当社では推奨しています。

Google アナリティクス 4 プロパティでは、データの計測方法が変更されています。今までは「ヒット」という単位でデータが送信、計測されていました。ヒットには「ページ」や「イベント」、「eコマース」などいくつかの種類があり、それぞれに対応したデータが計測されていました。Google アナリティクス 4 プロパティでは計測方法が「イベント」ベースに変更されており、ページビューやコンバージョンなどもイベントとして計測されます。

また指標の定義についても変更があり、Google アナリティクス 4 プロパティでは「直帰率」という指標は廃止されています。その代わり「エンゲージメント指標」という指標が追加されており、Webサイトへの満足度(≒エンゲージメント)をこの指標で評価することになります。

さらにアカウント構造(図3)やレポート画面もユニバーサル・アナリティクスから変更されています(図4)。特にレポート画面については大幅にリニューアルされており、主要レポートをはじめ、セグメントの作成方法なども変更されています。

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(図3:アカウント構造の違い)

 

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(図4:Google アナリティクス 4 プロパティのレポート画面)

Google アナリティクス 4 プロパティのデータ計測の為のステップ

Google アナリティクス 4 プロパティでデータ活用するには当然まずデータを計測する必要があります。その計測のためにはGoogle アナリティクスの管理画面上でGoogle アナリティクス 4 プロパティのプロパティを作成し、タグを設定する必要があります。Google アナリティクス 4 プロパティのタグはユニバーサル・アナリティクスとは別物になります。

データを計測できるようになれば、コンバージョン設定やeコマース設定などの計測環境の整備、上記でご紹介したクロスプラットフォーム環境の構築や予測指標/オーディエンストリガーによる施策活用などを進めていくことを推奨しています。

Google アナリティクス 4 プロパティの今後

Google アナリティクス 4 プロパティは今後もさらなる機能拡張が進み、今後Google アナリティクス 4 プロパティがGoogle アナリティクス の主流になっていく予定です(図5)。

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(図5:Google アナリティクス 4 プロパティのロードマップ)

特に注目したいのはアトリビューション分析に関する機能のリリースです。ユニバーサル・アナリティクスでは備わっていた機能ですが、まだGoogle アナリティクス 4 プロパティには実装されていない機能になります。これがリリースされることで、チャネルごとのパス分析レポートやさまざまなアトリビューションモデルの比較レポートを利用することができます。

まとめ

本ウェビナーでは、Google アナリティクス 4 プロパティの概要や特有機能、これまでのGoogle アナリティクスとの違いと今後のGoogle アナリティクス 4 プロパティについてご紹介しました。

これからはGoogle アナリティクス 4 プロパティが主流となるため、いち早く導入し機能への理解を深め、施策に活用できる土台を構築することが求められます。当社ではGoogle アナリティクス 4 プロパティの導入・環境整備から活用までの支援をおこなっております。Google アナリティクス 4 プロパティに興味がございましたらぜひアイレップへお問い合わせください。

なお、本ウェビナーの様子は以下から動画でご覧いただけますので、こちらも併せてご確認ください。

動画の視聴はこちら


▼関連資料

No.68_700x196_GA4プロパティのご紹介

 

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