2021年7月発表のGoogle ショッピングの機能拡充とは?通販サイト担当者が知っておくべき最新動向

2021.08.26

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この記事の著者

増渕 佑美

2014年に株式会社アイレップに入社し、SEOコンサルタントとして従事。ソリューションビジネスUnitインバウンドマーケティングDivに所属。通販や人材などデータベース型サイトを中心に経験を積んでおり、現在はメディアサイトのSEOも担当し幅を広げている。
好きなこと:散歩、パズル、動物の動画をみること

2014年に株式会社アイレップに入社し、SEOコンサルタント...

2021年7月21日に、Google ショッピングへの機能追加と追加予定の機能、通販サイト担当者向けのベストプラクティスが発表されました。本記事ではそれぞれの機能やベストプラクティスについて紹介します。

Google ショッピング関連の情報は以下の記事でもご確認いただけます。


機能追加:ショッピングタブでセール商品をまとめて表示

2021年7月21日から、米国においてショッピングタブでセールや値下げしている商品を1セクションにまとめて表示する機能を展開したと発表されました。Googleが発表した例では、「backpack」というキーワードを例に、価格競争力のある商品がまとめて表示される様子が公開されています。

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参照元:New ways to find deals and shop on Google

(図1:「backpack」のショッピングタブ検索結果でセールや値下げしている商品がまとめて表示される様子)

この機能は、現時点で日本での展開予定には言及されていません。一方で、日本でも商品個別の枠ではセールや値下げ商品であることを示すラベルは表示されています。マーチャントセンターを通じてセール価格を適切に通知することで、ショッピングタブの検索結果上でセール中であることをユーザーに伝えられるようになります。

機能追加予告1:主要なセールイベントに関する検索結果で専用枠を用意

10月から、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどの主要なセールイベントに関する検索結果において、関連するセール情報やセールイベントページを強調する専用枠を表示することが予告されました。新設される「Deals from stores」のカルーセル枠にて、各通販サイトが用意しているセールイベントページが表示されるようになる見込みです。公開されているデモ画面からは、商品カテゴリの絞り込み機能なども実装される可能性が伺えます。

 

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参照元:New ways to find deals and shop on Google

(図2:「black Friday deals」のウェブ検索結果で専用枠が表示される様子)

こちらも、現時点で日本での展開予定は言及されていませんが、日本でもセールイベントは重要な販促機会です。Googleは本機能の実装予告にあわせてセールイベントページのベストプラクティスも公開しています。記事後半で解説しているので、これを参考にセールイベントページを見直してみることを推奨します。

機能追加予告2:ショッピングタブの無料掲載が、Google 検索結果でも表示されるように

2020年12月に開始したショッピングタブの無料掲載では、Googleでの広告出稿有無に関わらず、マーチャントセンターでアップロードした商品が無料で掲載されるようになっています。この仕組みが拡張され、今後数ヶ月以内にはメインの検索結果ページでも表示を開始することが発表されました。商品の割引状況や人気度、販売している通販サイトの人気度などさまざまな要因から表示する商品が決定されるそうです。こちらも、現時点で日本での展開予定は言及されていませんが、展開が開始された場合はユーザーとの接点増加を見込むことができます。まだ、マーチャントセンターを通じた無料掲載機能を利用していない通販サイト担当者は、導入を検討されることを推奨します。

参考リンク:無料商品リスティングを設定してください - Google Merchant Center ヘルプ

 

ベストプラクティス:Google 検索でセールイベントに関するページに買い物客を惹きつける方法

Googleは前述の機能追加の他に、セールイベントページについてのベストプラクティスも公開しました。本記事では昨年発表されていた内容も総合して、9つのポイントを解説します。担当している通販サイトのセールイベントページを作成、更新する際は、これらのポイントを参考にすることを推奨します。

参考リンク:Engage shoppers with deal pages in Google Search

・セールイベントごとに専用のページを作成する
実施しているセールイベントすべてについて、専用のページを作成します。米国で主要なのはブラックフライデーやサイバーマンデーですが、この他にもクリスマスセールや母の日、父の日、バレンタインなどさまざまなセールイベントがあると思います。それぞれに専用のページを用意しましょう。

・毎年同じURLを再利用する
作成したセールイベントページは毎年同じURLを利用するようにしましょう。検索エンジンは過去から積み重ねてきた人気や信頼度、評判を評価しますが、URLが毎年変わってしまうとそれらの評価を毎年リセットすることになってしまいます。永続的に同じURLで運用することを前提に、URLルールを設定しましょう。

・Googleがインデックスを作成できるよう、ページを早期に作成する
セールイベントページをイベント直前に公開したのでは、Googleのインデックスが間に合わずに重要な瞬間にユーザーとの接点を作れない可能性があります。イベント前に十分な余裕をもって作成、公開をするようにしましょう。

・標準のSEOベストプラクティスに従う
検索結果に表示させたい他のすべてのページと同様に、標準のSEOベストプラクティスに従ってページを作成、運用します。
参考リンク:SEO スターター ガイド: 基本 | Google 検索セントラル | Google Developers

・ホームページからセールイベントページへ内部リンクを設置する
ユーザーやGooglebotが見つけやすいように、通販サイトのトップページなどアクセスが集中しやすいページの目立つ位置にセールイベントページへの内部リンクを設置します。

・高品質かつセールイベントに関連する画像を含める
商品理解に役立ち、人目を引く画像をセールイベントページに含めましょう。また、Googleは通常、画像内のバナーテキストを推奨していませんが、セールイベントページで利用する画像では、特別オファーや割引を強調するバナーテキストが役に立つとしています。画像内でテキストを利用する場合は、そのテキストがページ内のコンテンツに含まれること、alt属性に適切に代替テキストが記述されていることが求められます。あわせて、セールイベントに関するカルーセル枠での画像トリミングを最小限に抑えるために、画像のアスペクト比を4:3〜3:4の範囲にすることも推奨されています。
※2021年7月時点でセールイベントに関するカルーセル枠表示が予告されているのは米国のみ

・セールイベントの説明をページタイトルに含める
「ブラックフライデー 2021」など、セールイベントの内容を表す文言をページのタイトルに含めましょう。セールイベントに関するカルーセル枠に表示されるテキストも、ページタイトルから抽出されることがよくあるとのことです。
※2021年7月時点でセールイベントに関するカルーセル枠表示が予告されているのは米国のみ

・イベントを説明するテキストをページのコンテンツに含める
どのようなセールイベントに関連しているのかを説明するテキストを、セールイベントページに記述します。 これは、Googleがそのページが関連しているセールイベントを正しく識別するのに役立ちます。

・セールイベント当日までセールの情報を公開しない場合
当日にセールの詳細を明らかにする場合は、事前にセールイベントに関する公開可能な一般的な情報を記述したページを公開しておき、そのページがどのセールイベントに関連するかをGoogleが理解できるようにしておきましょう。当日に詳細を更新したら、ページを再クロールするようにGoogleにリクエストして最新情報が検索結果に表示されるようにします。

以下の記事にクリスマス商戦を例に定例のセールイベントでおさえるべきルールがまとめられていますので、こちらも参考にしてみてください。

 

まとめ

Google ショッピングの機能拡充は昨年から加速しており、今年後半にはYouTube上での機能追加も予告されています。通販サイト担当者は最新動向を把握し、自社で取り扱っている商品を考慮したうえで、対応すべき取り組みをキャッチアップしていく必要があります。

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