ヤフーが提供する新時代のデータソリューション“Yahoo! JAPAN予測ファネル”とは

2021.11.24

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この記事の著者

井内 拓真

北海道の札幌出身で、小樽商科大学商学部を卒業後、2020年にアイレップへ新卒として入社。入社後から一貫して、クライアント企業へのメディアプランニングや媒体社向き合いの業務に従事。メディアプランニングはBtoBから玩具メーカーまで幅広い業種での企画・提案経験を持つ。

担当する媒体社は、ヤフー社やLINE社をはじめ、TikTokを展開するByteDance社やSpotify社など多岐にわたる。2020年4月より昨今のITPをはじめとするアンチトラッキング環境へ対応すべく、アイレップ社内で発足されたプロジェクトチームに参画。

北海道の札幌出身で、小樽商科大学商学部を卒業後、2020年に...

Yahoo! JAPANは日本最大級のポータルサイトとして知られています。Yahoo! JAPANのサービスはYahoo!検索のみならず、Yahoo!ニュースやヤフオク!、PayPayなど多岐にわたります。そのため、ヤフーはそれらのサービスから豊富な行動データが取得でき、その情報を企業広告主はマーケティングに活用することが可能です。そのような活用手法のひとつに、“Yahoo! JAPAN予測ファネル”があります。本記事ではYahoo! JAPAN予測ファネルの概要と、マーケティングへの活用方法についてご紹介します。

Yahoo! JAPAN予測ファネルとは

Yahoo! JAPAN予測ファネル(以下予測ファネル)とは

Web上でのオーディエンスの行動を分析し、購買・検索・来店などのアクションの可能性を0.0~0.9の10段階で予測スコア化するソリューションです。スコアが高いオーディエンスほど、コンバージョンする可能性が高くなります。予測ファネルにより、企業は自社のサービスに対するオーディエンスのアクションの可能性を予測でき、広告配信やマーケティングの成果判断のひとつの指標として活用できます。

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出典:https://marketing.yahoo.co.jp/case/post/202109011047710.html

データ分析を可能にするヤフーの豊富なアセット

予測ファネルはヤフー特有のソリューションと言えます。前述したように、Yahoo! JAPANにはYahoo!検索だけでなく、Yahoo!ニュースやLOHACO、GYAO!、ヤフオク!、PayPayなど約100のサービスを保有しており、あらゆる生活シーンを網羅しています。Yahoo! JAPANの経済圏のもとで生活者が多くの行動をするため、ヤフーは多種多様な行動データを取得することができます。さらに、年間のログイン会員ID数は8000万IDにものぼり、多くのユーザーがヤフーサービスを活用しています。このように、ヤフーは取得できる行動データが多種多様なため、予測ファネルのようにオーディエンスのアクションの可能性を分析することができます。データの質と量、双方を担保できるヤフーだからこそできるデータソリューションであると言えるでしょう。

出典:https://marketing.yahoo.co.jp/strength/mediapower/

予測ファネルを用いたマーケティング活用

ここまでで、予測ファネルがヤフーだからこそ分析可能なオーディエンスのアクションの可能性を示す指標であることをご説明しました。ここからは実際の予測ファネルを用いたマーケティングへの活用方法をふたつご紹介します。

自社商材のユーザーポートフォリオの可視化と施策への応用

ひとつ目は、自社商材に対するユーザーの予測ファネルポートフォリオの可視化です。簡単に言うと、自社の商材に対してコンバージョンしやすいオーディエンスが何割程度いて、コンバージョンしにくいオーディエンスが何割程度いるのかが可視化できるということです。この活用方法はマーケティングの効果を判断する指標のひとつとなり、広告配信などの施策を実施した前後で予測ファネルの変化を見て、成果の良し悪しを判断することが可能です。

例えば、施策の前後でスコア0.9のオーディエンスが120%に増加し、0.1のオーディエンスが80%に減少したなど、スコアが低いオーディエンスボリュームが縮小し、高いオーディエンスボリュームが増大した場合、その施策によって予測ファネルに変化があったという判断になり得ます。しかし、注意点として、その施策の効果のみが予測ファネルのポートフォリオの変化に影響を及ぼすわけではなく、実施時期などの外部要因も影響を及ぼす可能性があるという点です。とは言え、昨今のITPの影響によって直接コンバージョンの計測が難しくなるなかで、予測ファネルの推移が一つの効果計測の指標として参考になるはずです。

Yahoo!広告への活用

ふたつ目はYahoo!広告への活用です。Yahoo!広告では予測ファネルのスコアポイントごとにターゲティング配信が可能です。そのため企業広告主はオーディエンスのモチベーションごとにターゲティング配信ができます。予測スコア別のオーディエンスの特徴を踏まえ、特定の予測スコアごとにどのような広告にするか、広告の目的や広告クリエイティブを変えて配信することが可能になります。

一方で、ダイレクトレスポンスを目的とした高スコアオーディエンスへの配信は推奨されていません。予測ファネルはあくまでもフルファネルでの分析・可視化を目的としているソリューションであるため、コンバージョンの最大化を目的とする配信には、「行動予測※1」「CV予測※2」「類似※3」の活用が推奨されています。


※1:Yahoo! DMPタグを用いて、対象と同じような行動を取るであろうと予測されるオーディエンスへの広告配信をおこなうソリューション
※2:CVデータを元に類似の特徴を持つオーディエンスに広告配信をおこなうソリューション
※3:指定のターゲットリストに類似の特徴を持つオーディエンスに広告配信をおこなうソリューション

事例

ここからは予測ファネルを活用した実際の事例をふたつご紹介します。

1.不動産情報サイトの「ノムコム(nomu.com)」を運営する、野村不動産ソリューションズ株式会社様

新たな効果測定指標として予測ファネルを採用していただいたことで、施策の前後比較で高スコアである0.9オーディエンスのボリュームが114%増加していることを可視化することができました。さらに、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)・ディスプレイ広告(予約型)ともに、広告接触者と非接触者を比較すると、広告接触者のスコアアップ率が非接触者の2倍弱高いことが判明し、Yahoo!広告の成果判断が可能となりました。
(詳細はYahoo!マーケティングソリューションの事例記事を参照)

2.当社での活用例

施策前後での予測ファネルの変化を可視化することで、施策の評価をおこないました。施策前後比較でスコア0.9と0.8のオーディエンス数が共に約200~250%とコンバージョンへのモチベーションが高いオーディエンスが大幅に増加したことが分かり、直接コンバージョンだけでは見切れないオーディエンスのモチベーションの変化を可視化することが成果指標のひとつとして機能しました。また、そこから次の施策への示唆を得ることができ、予測ファネルが施策のPDCAサイクルの手助けとなりました。

まとめ

ヤフーが提供する新時代のデータソリューションである“予測ファネル”を活用することで、マーケティング施策の成果判断やYahoo!広告への活用が可能となります。ITPなどの影響でCookieに代わる計測手段が求められるなか、新たな参考指標になるはずです。このソリューションを検討し、企業のマーケティング施策に活用されることをお勧めします。当社では本ソリューションを用いた実績が多数ありますので、お気軽にお問い合わせください。

 

出典:https://marketing.yahoo.co.jp/strength/mediapower/

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