ウェビナーレポート「Google アナリティクス 4(GA4)本格移行に向けた導入準備・対策ウェビナー」

2022.07.07

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この記事の著者

内田 充子

金融機関にて、主に法人担当として企業分析をはじめとした与信審査業務・債権管理業務に従事した後、2019年にデータアナリストとしてアイレップへ入社。Google アナリティクスやCDPを活用したデータ分析業務やBtoB企業へのデジタルマーケティングの推進業務を担当し、クライアントの課題解決を支援。

趣味:海外旅行、ジム、犬

金融機関にて、主に法人担当として企業分析をはじめとした与信審...

当社では「Google アナリティクス 4(GA4)本格移行に向けた導入準備・対策ウェビナー」と題し、マーケティング・Webご担当者様を対象にしたウェビナーを4月27日に開催いたしました。

Google社より2023年7月1日を以て既存のユニバーサル アナリティクス プロパティ(以下、UA)によるヒットの処理が停止されることが正式に発表されました。それにより、Google アナリティクス 4 プロパティ(以下、GA4)への移行が急務となった一方で、移行に向けて何をするべきなのか・GA4の導入後はどのように活用すればよいのか悩まれている方も多いと思われます。

本ウェビナーでは、そんなご担当者様に向けて、
①UAからGA4に切り替えることで、どのような点が変わるのか
②どのような手順で、UAからGA4への移行を進めるべきか
の2点について解説していきます。

ウェビナー概要

UAのデータ収集停止について

冒頭でもお伝えしたとおり、Google社より2023年7月1日を以て既存UAの新規ヒット処理が終了するとの正式なアナウンスがありました。それに伴い、いち早くGA4への切り替えをおこなう必要がありますが、UAとGA4は全く異なるプロパティです。基本的にはUAからGA4へのデータの移行やアップグレードをおこなうことはできず、GA4独自のタグのみでしかデータの蓄積をおこなえません。そのため新たにGA4のタグを設定して一からデータを蓄積していく必要がありますが、UAとGA4では計測の仕様をはじめさまざまな変更箇所が存在するため、いきなりGA4へ切り替えるというよりは、まず一定の並行利用期間を確保することを推奨しています。

(図1:既存のGAのデータは引き継げない)

GA4への切り替えに伴い、変更するポイント

UAとGA4では、データの取得方法をはじめとしたさまざまな変更・追加機能があります。

(図2:UAからGA4へ切り替えることによる変更点)

①データ収集
データ収集方法について、UAではデータの計測単位が「セッション」であったのに対し、GA4では「イベント」単位での計測に変更されました。既存のUAではUXを図る指標として直帰率に着目されていた方も多いかと思われます。しかしGA4の場合、動画再生ボタンのクリックやスクロール率、PDFダウンロードといったユーザーの操作・行動を計測することがデフォルトで可能になったため、UAに比べてより簡単にUX改善に繋げやすい指標を得ることができるようになりました。

②データ分析
上記の計測仕様の変化に伴い、分析の観点でも、Webサイトに来訪した「セッション」軸から「ユーザー」軸を中心に分析できるように変化いたしました。GA4では新たな分析指標として「エンゲージメント指標」というものが追加されました。これにより、これまでサイト内で訪問者がどのようにコンバージョンしていたかを分析していたところから、Webサイト(コンテンツ)にとって有益なユーザーの行動を評価することができるようになりました。

(図3:エンゲージメントの概念を活用した分析指標)

③データ活用
GA4で収集したデータをより柔軟に活用するための機能として「オーディエンストリガー」「ユーザー予測機能」という2種類の機能が追加されました。これにより、広告配信への活用を中心に施策の幅をぐっと広げることができるようになりました。オーディエンストリガーとは「購入金額が○○円を超えた」といったLTV値を管理画面上で設定することができる機能で、コンバージョンとしてGoogle 広告へエクスポートしスマート自動入札のソースとして活用することが可能です。また、ユーザー予測機能とはGA4の機械学習機能によって「購入の可能性」「離脱の可能性」「予測収益」の3つを予測することができる機能で、購入可能性のあるユーザーの予測リストを基にした広告配信の実施により配信リーチの幅を広げることが可能です。いずれの機能も、分析に利用することができます。

また、GA4は従来のUAとは異なり、無償版をご利用の場合でもデータウェアハウスであるBigQueryと自動連携をおこなうことが可能です。Webサイトのアクセスログデータだけでなく、企業の保有する顧客情報やオフラインデータをBigQueryに集約することでデータを統合することができ、それを基に分析したデータを施策へ活用することも可能になります。

UAからGA4への移行に伴い準備すべきこと・移行スケジュール

(図4:GA4への移行スケジュール例)

来る2023年7月のUA計測停止に向け、GA4への移行が必須となります。スムーズに移行作業を進めるために、下記のような5ステップによる段階的な移行を推奨しています。

Step①:既存UAにおける設定内容の洗い出し(1週間程度)
まずは現在UAで計測している設定内容の洗い出しをおこない、計測中の項目から引き継ぐことを推奨します。

Step②:GA4へ引き継ぐ項目の精査・設定順位付け(1週間程度)
UAで設定している項目の精査し優先順位を付け、不要な設定内容の整理や追加で設定が必要な項目の確認をおこないます。

Step③:GA4プロパティ構築検討(1週間程度)
UAとGA4ではアカウントの階層構造が異なります。UAでのビューの概念がなくなり、有償版のみのサブプロパティと呼ばれる機能へと変わります。そのため、基本としてプロパティごとでの計測をおこなう必要があります。

Step④:設定・実装(1~2ヶ月程度)
Web計測の場合、まずはデータ計測の初期設定をおこない、その後Step③までで整理・精査した内容をGA4上で実装します(※アプリ計測の場合は別途Firebaseの設定が必要です)。

Step⑤:レポート確認(半年~1年程度)
既存のUAと実際に設定したGA4のレポートの比較をおこないながら、実際のGA4の画面に慣れていきましょう。

まとめ

本ウェビナーでは、マーケティング・Webご担当者様に向けてUAとGA4の違いや移行の流れについてご紹介しました。

今後UAが計測停止するにあたり、GA4をより活用するためにはいち早い導入が肝要であると考えられます。当社ではGA4の導入・環境整備から活用までの支援を一貫しておこなっています。下記のような設定移行プランもご用意しておりますので、GA4の導入にあたりお困りごとがありましたら、ぜひ弊社へお問い合わせください。

なお、本ウェビナーの様子は下記より動画でご覧いただけますので、こちらも併せてご覧ください。

動画ページ:https://digiful.irep.co.jp/movie/78227620983


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