2022.04.20
DV360とは
DV360は、ディスプレイ&ビデオ360の略称で、Google マーケティング プラットフォームの製品のひとつです。Googleが提供しているDSP（Demand Side Platform）※1で、Google 広告を超える広告枠の在庫数を保有しています。また、他DSPと違う点として、唯一YouTubeへのアクセスが可能です。
※1：DSPとは複数のアドエクスチェンジやアドネットワークに広告配信をおこなうプラットフォーム
GA4とDV360を連携するメリット
DV360はプロダクト単体だけでも利用できますが、Web解析ツールであるGA4と連携することで、3つのメリットが得られます。
1.GA4のレポート上でDV360キャンペーンの配信結果をサイト内データと組み合わせて把握できる
2.GA4のクロスチャネルレポートでDV360広告主がチャネルとして表示され評価することができる
3.DV360にGA4のオーディエンスやコンバージョンを移行してキャンペーンのターゲティングや入札調整に利用することができる
GA4とDV360を連携する方法
GA4とDV360を連携するには、GA4プロパティの編集者権限と、DV360広告主の管理者権限を持っている必要があります。
1.GA4管理ページで、目的のアカウントとプロパティが選択されていることを確認します。
2.[プロパティ]列の[サービスとのリンク]で、[ディスプレイ＆ビデオ360のリンク]をクリックします。
3.リンクの表で[リンク]をクリックします。
（図１：「ディスプレイ&ビデオ360のリンク」および「リンク」をクリック）
4.DV360広告主に対する管理者権限を持っている場合は、[ディスプレイ＆ビデオ360広告主にリンク｜管理]で、[広告主を選択する]をクリックしてプロパティをリンクする広告主を選択します。（目的の広告主に対する管理者権限を持っていない場合は、[他のディスプレイ＆ビデオ360広告主へのアクセス権をリクエスト]の行で[リクエストを送信]をクリックして該当する広告主を指定します。目的の広告主それぞれの広告主IDと管理者のメールアドレスを入力します。）
（図2：「広告主を選択する」または「リスエストを送信」をクリック）
5.広告主を選択した後、[確認]をクリックします。
6.[次へ]をクリックします。
7.構成の設定を確認します
・「パーソナライズド広告を有効にする」はデフォルトでオンになっています。この設定によって、アナリティクスのデータを使用して広告をパーソナライズできます。
・「キャンペーン アトリビューションを有効にする」はデフォルトでオンになっています。この設定がオンになっていると、DV360のキャンペーンデータをインポートできます。
・「費用データレポートを有効にする」はデフォルトでオンになっています。この設定がオンになっていると、ディスプレイ＆ビデオ360の費用データをインポートできます。
・「自動タグ設定を有効にする」はデフォルトでオンになっています。自動タグ設定を使用すると、ユーザーが広告をクリックしてサイトページを開いたときに、ランディングページURL にdclid パラメータが追加されます。dclid パラメータによって、参照元、メディア、キャンペーンなどの情報がGAに渡されます。
8.[次へ]をクリックし、設定を確認して送信します。
参照元：https://support.google.com/analytics/answer/10439659?hl=ja&ref_topic=9306488
まとめ
GA4とDV360を組み合わせることにより、豊富なデータを利用したターゲティングや入札調整を行うことや、DV360とGA4のデータと組み合わせた詳細な成果振り返りをすることができるようになります。GA4を利用したデジタルマーケティングについてお悩み、ご相談がある場合はお気軽にお問い合わせください。
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