1日でクリエイティブまで作る!共創型ワークショップを活用した広告プランニング

2021.08.06

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広告の多様化により、コミュニケーション開発において、媒体特性の把握・ブランドガイドラインの遵守・企画から制作までのスピードアップがより重要となっています。そこで、アイレップから新たな「共創」の形として1日完結型のワークショップを用いた広告プランニングを提案します。今回は、その中でもInstagramに特化したFacebook社公認のInstagram Creative Hackをご紹介します。

多様化する広告

広告が多様化し、マス広告だけではなくデジタル広告の活用も重要となってきました。広く認知を取ることができるマス広告と、購買に近い層を得意とするデジタル広告とでは、コンテンツや広告の視聴態度は大きく異なります。さらに、プラットフォームごとに視聴態度が異なるため、デジタル広告の中でも成果が高いクリエイティブは異なります。また、デジタル広告では、成果が高く出る表現が時にプロダクト・サービスの世界観など、ブランドのガイドラインにそぐわないケースが多々あります。さらに、コロナ禍により、企画時から実施までの間に社会を取り巻く環境が大きく変化し、広告が出せなくなる・メッセージの変更を余儀なくされるといったことが発生するようになりました。そのため、企画から実施までのスピードアップは広告を出すうえでの重要な課題となりました。

コミュニケーション開発のための必要視点

コミュニケーション開発をするためのポイントは大きく下記の3つです。

  1. 媒体特性を踏まえた最適なクリエイティブ開発
  2. ブランドガイドラインの遵守
  3. 企画から制作までのスピードアップ

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この3つを押さえるためには、オリエン→企画→提案→フィードバック→再提案→…といった従来型のコミュニケーション開発プロセスの抜本的な見直しが必要となります。

広告プランニングの新しい形「共創」ワークショップ

アイレップでは、プロダクトを熟知しているクライアント企業と、生活者・媒体・クリエイティブを熟知しているアイレップが共創することで新たな価値が生まれると考えております。そして、新たな「共創」の形として、1日完結型のワークショップを用いた広告プランニングをご提案いたします。このワークショップにより、コミュニケーション開発の3つのポイントを押さえた広告プランニングが実現できます。

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ワークショップを行うメリットは以下の5点です。

  1. 社外の第三者と議論することで、新たな柔らかい視点が生まれる
  2. 社内のさまざまな部署・役職の方が集まり、立場を超えた議論ができる
  3. すべての参加者が能動的に意見を発言しやすい場を作ることができる
  4. 戦略〜施策実行までの合意形成を、スピード感を持って進められる
  5. 「課題解決」「合意形成」「学習」を並行しておこなうことができる

Facebook社公認のInstagram Creative Hackのご紹介

今回は、当社のワークショップサービスの中から、Facebook社公認のInstagram Creative Hackをご紹介します。

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Instagramの特性

ビジュアル重視の文化が強いInstagramでは、視覚的に流行を掴むことができます。また、ユーザー同士は趣味や世界観への共感で繋がり、ストーリーズやリールの短尺動画がコミュニケーションのメインとなっています。そして、多くのユーザーは企業アカウントをフォローしており、Instagramの投稿から商品を購入した経験があります。

Instagram Creative Hackとは

Instagram Creative Hackは、Instagramの特徴・ユーザーの行動・トレンドを把握し、Instagramを通じた最適な企業メッセージを開発することで、広告成果を最大化させることを目的とした、Facebook社監修のクリエイティブワークショップです。 アイレップのノウハウや制作スキル・実績などを含めて成果を最大化させることが可能であるとFacebook社より認められています。

ワークショップの流れ

ワークショップは1日完結型です。アイレップからは、アカウントプランナー ・クリエイティブ・コピーライター・プランナー などさまざまな立場のプロフェッショナルが参加いたします。大まかな流れは以下の通りです。


(1)課題のブリーフィング
まず、課題やワークショプの目的を確認し、参加者全員の共通認識を揃えます。

(2)Instagram広告におけるポイントを押さえる
Instagram広告にて外せないクリエイティブのポイントや、アイレップの過去の知見を共有します。

(3)ディスカッション
ここからは、チームごとに分かれディスカッションをおこないます。顧客について熟知しているクライアント企業と、第三者視点でサービスを見ている当社メンバーがお互いに仮説を立て、意見を出していきます。会社や職種の垣根を越え、さまざまな立場のプロフェッショナルが同じ場で議論することで、通常の企画会議 では出てこなかったアイディアを創出することができます。

(4)アウトプット
ディスカッションした内容を、当社クリエイティブチームが簡易動画やモックアップという形でアウトプットまで落とし込みます。

参加クライアント企業の声

実際にInstagram Creative Hackに参加されたクライアント企業より以下のようなお言葉をいただいています。

<参加クライアント企業の声①>
考えたものがその場で形になっていくスピード感に驚きました。クリエイティブが成果改善の鍵になるSNSにおいてこのスピードはとてもポジティブに働くと思います。

<参加クライアント企業の声②>
ワークショップは1日で終わりますが、これをおこなうことで今後のクリエイティブ制作がよりスムーズでレベルの高いものになっていくと期待しています。

<参加クライアント企業の声③>
社内だけですと保守的になりがちですが、ワークショップによって社内からは出ないアイディアが生まれます。これこそが実施する意味だと思っています。

まとめ

今回は、1日完結型のワークショップサービスの中から、Instagram Creative Hackをご紹介しました。ワークショップをおこなうことで、媒体特性の把握・ブランドガイドラインの遵守・企画から制作までのスピードアップといった、広告プランニングにおける3つのポイントを押さえることができます。多様化する広告プランニングの中で、新しい形の「共創」をおこなうことで新たな価値が生まれると考えています。

今回ご紹介したワークショップの概要は以下の資料からもご確認いただけますので、ぜひご覧ください。

<DL資料>ダッシュボードテンプレート(Google データポータル)

この記事の著者

DIGIFUL編集部

「DIGIFUL(デジフル)」は、(株)アイレップが運営する「デジタル時代におけるマーケティング」をテーマにした、企業で活躍するマーケティング担当者のためのメディアです。

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